Mutual Communication Company

情報が氾濫する現在、フェイクニュースやステルスマーケティングなども混在し、情報の信頼性が損なわれてきて、正しい情報を掴むことが難しくなってきました。そこで消費者たちはそれらの情報の真偽を見極めるために単なる一方通行な広告の文言などには釣られず、多くの情報から判断するようになりました。広告の衰退です。

そこで注目されていることがこのPRという手段です。

だいぶ日本でも浸透してきましたが、まだどこかで「広告を最大化させるための手段」や、「安くプロモーションができる手段」などなど、間違った理解の下で活用されてしまっている現状も多々見受けられます。

消費者ニーズ　← 企業・メディアが情報提供　という形をとるこのPRですが、

消費者ニーズというは世の中の雑踏（ノイズ）の中にこそ情報が存在しています。このノイズに合わせたP R戦略を作り上げることこそが必要な施策となっています。ターゲットの細分化をし、その細分化されたターゲットにコト（ライフワークなど）を伝えていくことがP Rの上手なやり方です。健康に気を使っている人々にバランスボール（デザインがよく、１個40000円近くする製品）をPRしていく際に、今更体幹が鍛えられるやら製品の丈夫さをアピールしても仕方がありません。仕事に行く前にランニングをしたり、仕事終わりにジムに通っている人々に、仕事中は何にもしないのですか？と問いかけ、会議室や自分のデスクでのバランスボールの使い方（コト）を提案することで、新たな製品価値を作り上げ、ライフワークの一つを提供することができた事例がありました。

総合PR代理店に12年間従事していたことから、それぞれのクライアント業界内だけの知識だけでは、なかなか良いアイディアは浮かびません。メディアミックスならぬ、クライアントミックスな発想でお客様のニーズを叶えていきたいと思っております。